今や、人気になっている『うんこ国語ドリル』ですが、すでに小学校四年生の息子は飽きて来始めている。どこかの記事でもお話下が、うんこ国語ドリルの問題は漢字を習得するきっかけとしては非常に優れたドリルだと思う。
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しかし、国語は漢字だけではない。
特にうちの息子はなかなか人の気持ちが読めない、空気が読みづらい子だ。なので、国語の文章問題が苦手である。
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そう、国語で難しいのが「それ」や「その」などの代名詞が何をさしているかという事である。これは口語になると、その場の状態や話の流れでなんとなくで通じてしまうが、文章になると大人でもわからない事がある。
さらに、読解力は自分で書く文章や、話でもその影響が大きい。文章を書かせると、代名詞をどう使って良いのかわからないので、全てが接続後で続いてしまう、「〜して、〜して、」など、文章を切ってその前の文章を代名する事ができない。
話していても、どことどこを繋げていいのかわからないため、話している内容がわからない場合がある。
この文章の読解力がないと国語はもちろん算数の文章問題はまず解けない。しかし、逆に考えれば、読解力をつけると算数も国語も理解する事ができる。
色々と試してみた
小学2年ごろから、算数の文章問題が始まり、息子の苦手な部分も見えてきた。早めに読解力をつけさせるため、色々な事を試してみた。
ドラえもんの国語おもしろ攻略 読解力がつく (ドラえもんの学習シリーズ)
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ドラえもんの読解力の本を買って、漫画で理解させてみたり。ちょっと難しめのドリルを買ってみた。しかし、どれも息子自体が興味を持たないと何も続かなかった。
主語と述語などを学ぶのは小学校4年生ごろらしく、やっと最近、主語、述語が難しいと嘆き始めた。多分、今まではよく理解していなかったのだと思う。
そんな、感じで悩んでいた時に出会ったのが今回の『科学事件ファイル 小学4~6年 (おはなし推理ドリル)』だ 。
『おはなし推理ドリル』のすごいところ
このドリルは、10話以上のはなしから構成されている。1話は、およそ2ページで完結している。どれも不可思議で引き込まれる面白いはなしになっている。
最初の話は宇宙船の乗組員の1人が宇宙人と入れ替わるはなし。誰が入れ替わっているのかを話を読みつつ、国語の勉強同様、そこにたどり着くまでの質問に答えながら進んでいく。
問題とそれに関連しそうな文章が点線で繋がっているため、少し悩んでも、その点線部分を追って読み進める事でヒントがわかる構成になっている。
名探偵コナンなどが好きな子供にはもってこいのドリルである。
話が面白く、簡単に読めるので、息子は進んで勉強している。