1993年6月、この世で一番難しい問題が解けました。 その問題とは、「フェルマーの最終定理」です。
この本は、一番難しいとされてきた問題「フェルマーの最終定理」を解くまでの話が書かれています。もちろんそのために必要な数学的歴史背景も書かれています。
では、「フェルマーの最終定理」とはどんな問題だったのでしょう。
「an+bn=cnはnが2以上の整数だと成り立たない。」という問題です。この定理を証明するのに300年以上がかかったと思います。 a2+b2=c2は有名なピタゴラスの式です。直角三角形の一番長い辺の2乗は短い2辺のそれぞれの2乗の和に等しいという方式です。
この乗算の数が、2以外の数では成り立たないことになります。
天才数学者たちが挑んだ最大の難問―フェルマーの最終定理が解けるまで (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ)
- 作者: アミール・D.アクゼル,Amir D. Aczel,吉永良正
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2003/09
- メディア: 文庫
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