Noriyasu_Katano's blog

脳科学や量子力学、政治や戦争に関して、日々の感じた雑感を書いていきます。

【ネタバレ注意】ディアトロフ峠事件の真相!?〜『死に山』を読んで

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ディアトロフ事件はオカルト界隈で超有名な遭難事件です。1959年にウラル山脈を登山していた男女9人が遭難し、死んだ状態で発見されました。しかもその死に方がそれぞれ異常だったから有名になった事件です。今回はそれを解明?した本を紹介します。

2018年に出版された本で、ディアトロフ峠事件に迫った本です。もう4年も前の本になるんですね。出版された当初は衝撃的で分厚い本ですが一気に読んだ記憶があります。

元々この事件には興味があり何でこんな事が起きてしまったのか不思議に思っていました。本はその真相に迫る内容でしたが、読み終えても結局「本当にそんな事あるの?」と新たな謎が湧き上がります。

結局、何だったんだ?

この事件自体有名な話なので事件の概要は割愛します。

ja.wikipedia.org

本の内容は記者がこの事件に興味を持って当時の関係者と、その事件が起きるまでの9人の足取りを追って真相を導き出そうとしているものです。記者が取材する話と、1959年の当時の話が交互に描かれていて純粋に本としても面白い内容です。

9人が自らテントを内側から切り裂いて点でバラバラに寒い雪山に靴を履かずに出ていってしまい、全員変死の状態で亡くなってしまいます。中には放射能がついていたとか、宇宙人の仕業じゃないかというような話も出てきます。 実は、登山する初めは10人いて、1人が途中で下山しています。事件当初はこの帰ってきた1人が非常に怪しいと容疑者扱いされたりします。本の著者も実際にこの容疑者を調べたりもします。

しかし、今まで出た説を否定する内容が描かれていますが、最後の最後まで真相がわからない状態です。最後に急浮上するのがこれまでの話とは少し角度が違う内容になります。

斜め上をいく推測

結局何かというと、9人がテントを貼った位置がちょうど小高い山に囲まれた部分で、そこには低い低周波が自然に生み出されたと推測します。その低周波を夜中長時間受けているうちにパニック状態になり、錯乱してテントから離れたのではないかという事です。 パニックで飛び出してしまい、何も身につけず出たので冷静になった時には寒さによって死んでしまったという事です。

karapaia.com

低周波が色々と人体に影響を与え、幻覚まで見せたりするらしいです。なんとも不思議な話です。自分達が認識できないところで人体はいろんな活動をしているから、それらが一定の低周波によって影響を受け、その影響で意識がおかしくなることもなんとなく理解できます。 結構心霊現象とかも巷に溢れる低周波が原因かもしれないですね。

しかし、今まで不思議とされてきた事件や事象が段々と解明されてくると本当に面白いと思います。