Noriyasu_Katano's blog

脳科学や量子力学、政治や戦争に関して、日々の感じた雑感を書いていきます。

41歳厄年、椎間板がすり減る:その2

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写真は今回MRIで撮影した私の脊髄の断面になります。背骨の骨と骨の間に椎間板が白くあります。これを辿って下の方に行くと、椎間板が黒く変色しているところがあります。これが今回腰痛を引き起こしている原因ぽいです。よーくみると少し骨からはみ出ていて、後ろの白く太い線に触れているところがあります。この白い線が神経です。

 少し、触れているが故に下半身の痛みを引き起こしている感じです。しかし、この程度であれば手術は必要ないということで、安静にしていれば、この椎間板が他のものと同様に復活するようです。

立っていても、座っていても痛みがあるんだから、寝てなさいと言われ、家に帰って処方された痛み止めを飲み寝ていました。痛みが引くまでに早くても二週間以上かかるということで、気長に直したいところですが、いかんせん、何をしていても痛みます。なので、ひたすら眠ることにしました。

前回の流れを復習すると、金曜に発症して、土曜に注射を打ち、月曜にMRIをとって、火曜に脊髄の専門医に診察してもらいました。

発症から一週間経ち

痛みを和らげるためとはいえ、ずーっと寝ているわけにもいかず、ベットで寝ながらメールチェックなどしていました。木曜ごろからだいぶ薬が効いてきたのか、座ったり立ったりするときの痛みが多少軽くなりました。一週間経った金曜日は先週よりかだいぶまともに過ごせるようになりましたが、10分以上同じ姿勢をすると固まる感じです。

腰痛は気の持ちようという本があるように、多分、頭の中で、この姿勢は痛いかもという恐怖心で筋肉が硬直して、動けなくなっている部分もあると思いますが、しかし、背骨をひねったり、深く屈むとまだ叫ぶくらい痛みが走ります。

ポリープ摘出への影響

厄年をより一層感じさせるのは、この状態で次の月曜に大腸ポリープの摘出があることです。

noriyasu-katano.hatenablog.com

 多分、寝ている分には問題ないのですが、大きな問題はトイレです。トイレで気張ることが非常に困難だということがわかりました。痛みが絶頂を迎えている火曜くらいに一度大を催しトイレで気張ったとき、大きな圧力が腰にかかることを感じました。そのため、気持ちよく出すことができないのです。さらに、トイレでは座ったり立ったりしなくてはいけないので、かなりきつかったです。この影響もあるのか、自然とこの1週間は便秘気味になりました。

くしゃみと椅子が恐怖だった1週間

なんとか今は普通に座り、休みながらブログもかけるようになりましたが、痛いときはくしゃみと椅子が恐怖でした。くしゃみは全身に痛みが一瞬で伝わる感じでした。この一週間、会社の人たちの協力があり休むことができました。自分の中でこれほど長く休みを取ったことがなかったような気がしています。そのため、自分の中での働き方を見直す上でとても良いチャンスでした。

一つ言えることは自分が会社にいなくても会社が回るということと、リモートである程度対応できるということです。もしかしたら、会社にいる方が非効率なのではとも思いました。会社で人と人が集まる時点で結果的にどこかで時間のロスが生まれて、仕事に集中できない状況もあると思います。家の方が子供が学校にいく間ものすごく集中して仕事ができるのではと思いました。

健康管理を見直す良い機会

今まで、毎朝同じ時間の電車にのり、デスクに座り、次の日の業務のことを考え、明日の業務を少し対応して終電近くの電車で帰る生活をしていました。会社に貢献することが一つの大きな目的になっていたのかもしれません。

しかし、1週間のんびりと過ごさせてもらい、さらにこの痛みを二度と味わいたくないと思った時に、健康で日常を過ごすことがどれほど重要かを思い知らされました。そのためには適度に働き、自分の体を維持する施策を行う必要があると思いました。

腰痛放浪記 椅子がこわい (新潮文庫)

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