『菊と刀』を一章ごと細かく読んできました。自分の中でも常々「日本人ってどうしてこんななんだ」と残念になることがあり、今回それが色々と理解できた様に思います。もちろん自分自身が日本で生まれて、日本で育っていて、99%日本人に囲まれた生活をしているので、ある意味日本人しか知らない分際で日本人を比較した穿った見方をするのもおかしいのですが、テレビの影響なのか、日本人のおかしな点を感じることがあります。
『菊と刀』はアメリカの女性文化人類学者が戦後に出版し、当時日本でもベストセラーとなり、教科書にも掲載された本です。著者であるルーズ・ベネディクトは最後の章でこれからの日本の在り方、進むべき方向を彼女なりに示していました。 今、読んでみると彼女の見立て通り、日本は進んでいるのかもしれません。
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