年末を実家で過ごし、おやじが面白いといって「海賊と呼ばれた男」を渡してくれました。前から少し気になっていたので、いい機会に上下巻を預かり読み始めました。
最初のうちはなんとなく面白いと思って読んでいたのですが。
読み進めていくと、あまりにも偏った表現が続くのでだんだんと飽きてきます。
まだ、134ページしか読んでいないのですが、主人公鐵造があまりにもすごい人として描かれているのがどうも不自然に感じます。やはり前提としてどうしてもフィクションで終わっている感じがします。話の流れもどうも現在とのギャップを感じてしまいます。
確かにその時代の経営者として素晴らしいことは理解できるのですが、団塊世代のオヤジが面白いというのも納得がいきます。しかし、自分の価値観からするとどうしてもいただけない感じがします。とても男尊女卑な感じがしてしまいます。
こういう価値観が日本の経済を支えていたのは事実だと思います。結果的に男性中心の社会で価値観が極端に両極している社会を作っている背景を感じてしまい、読み進めるのに苦労します。
今後読み進めるのをあきらめ他の本に乗り換えようかと思っています。何か話の展開が変わるのだろうかと思います。フィクションとしてはとてもテンポよく書いているのでその点では面白いと思うのですが、色々と考えさせられます。こういう話の展開も嫌いではない、かなり映像化になることを意識していそうな流れでもあります。
ちょっと偏っています。今の自分の心境がそう感じるのでしょうか。
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