新年が開けて、録画していた『キラルキル』13話を見ています。
ふとキラルキルにまつわる噂を思い出しました。「キラルキル、パクリ疑惑(http://rensai.jp/?p=60781)」です。
学園ノイズ 1 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
- 作者: オオシマヒロユキ,猪原大介
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2003/05/26
- メディア: コミック
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『学園ノイズ』と同じと言っているので、一巻を読んだのですが、それほどパクリとは感じませんでした。というのも学生が支配するという点では確かに似ている感じがしましたが、キラルキルの表現したいのは『衣(服)』を中心とした考えだと思いました。
服を中心に考えたとき、その統一を持っているのが、『制服』という考えにつながるんだと思います。制服を中心に考えると、学園というのは自然な発想だと思います。学園ノイズではその点が同じなんだと思います。
それに、ちょっと思ったのは、古典落語や、クラシック、JAZZとかもそうですが、古典があってそれをアレンジすること(カバーすること)はそれほど珍しい手法ではないと思います。同じ題材を扱って『パクリ』というネガティブな表現は、それほど珍しくなく、悲しいことではないような気がします。
キラルキルに関して個人的な感想ですが、これはジョジョにつぐ面白いアニメだと思います。なぜかというと表現として非常に素晴らしいと思います。特にエンディングの80年代を彷彿とする表現は、今この時にマッチしています。
Kill la Kill - Ending 2 [Muted] :( - YouTube
そして、一番素晴らしいのはこのテンポの良さだと思います。シナリオの構成やセリフ、そして、ビジュアルの構成(ビジュアルは永井豪)、タイポグラフィは市川崑のオマージュですね。
それぞれ、総じて考えると結果的に面白いと思いました。