Noriyasu_Katano's blog

脳科学や量子力学、政治や戦争に関して、日々の感じた雑感を書いていきます。

エゴグラムとWAISテスト

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カウンセリングの大きな流れと効果を書きました。今回は実際に私がどんな事をやってきたのか書いていきたいと思います。

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多分、カウンセラーの先生によってやり方や進め方が違うので、その先生とどの様に進めたいのかや自分がどう言う風になりたいのか、現在どんな状況なのかを素直に話す事が重要だと思います。

もし、先生と反りが合わない場合も素直に「先生とはこう言う点で反りが合いません。」話した方が良いと思います。心理の世界なので個人個人の感情がどうしても絡んでくると思います。なので、話し方のトーンや間など合わないところがあったら素直に話した方が良いと思います。幸い、私の場合はお互いデザインに関して興味があるなど共通点があり会話もスムーズでした。

エゴグラムとWAISテスト

WAISテストに関しては過去に紹介したと思います。自分がどんな特徴がありどの様な長所があるのかなどを単純なテストを行う事で見極めていきます。

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そして、このWAISテストの結果も結局は試験管や分析する人の判断が多いに関係してきます。なので、結果の内容を見て大きく落ち込んだり嬉しがったりせず、素直に受入、ある自分の中の一面だと捉えた方が良いと思います。

もう1つカウンセリングの中で使ったのが「エゴグラム」です。

エゴグラムについて

エゴグラムは、複数のアンケートに答えて、その答えを5つの軸で分析します。その結果から個人のその状況の心理状態を掴む事ができます。基本となる形状はそれほど大きく変わらないんだと思いますが、その時期によって各項目の強さが変わってくるんだと思います。 その他、一般的にある心理アンケートに回答していきました。

初回から5回くらいまでの流れ

1回のカウンセリング時間はおよそ1時間。すでに次の方の予約などあるのでその時間を超えることはあまりないです。私が通っている部屋はマンションの1室でフローリングの6畳くらいの部屋にしっかりとしたテーブルに向かい合わせに椅子があるだけの部屋です。

初回は現状をダラダラと感情を吐き出しながら話しました。もちろん赤の他人なので暴れる様なことはしないですが、感情を素直に出さなければ話が進まないと思いました。 患者側の話がひと段落すると、アンケートを出して、アンケートの説明をします。その場で答える場合もあれば、それを家に持ち帰り答えてきます。

この流れが5回くらいまでありました。どうしても感情の乱れが続く場合は薬を処方してくれる先生など紹介されますが、今回は行かなくても大丈夫でした。私は数年に1度のペースくらいでうつ状態になる傾向があり、数年前になったときは心療内科で薬を飲んでいましたがそんなに効果はありませんでした。結果的にその時も転職と言う形で環境を変えて気分を変えた感じです。

先生による分析

結局5回くらいまでは話をしてアンケートに答え、そのアンケート見て少し話す程度で、「本当にこれでよくなるのか」と疑っていました。 6回目くらいに今まで行ったアンケートと言動、WAISの結果を見て先生の方で分析を行い、その話が始まりました。

このセッションを受けて大きく自分の中で心理カウンセリングの役割が明確になりました。

私の場合は、仕事に対する大きな依存があることがわかりました。そして、基本的な部分でアスペルガーADHDが合わさっている様な発達障害を抱えていると推測されました。 前回の別の心療内科で診断を受けた時は広汎性発達障害と受けたのですが、やはり、人によってその判断は変わってくる様です。 さらに、WAISテストの結果から、私は瞬時にその状況を理解し判断する能力が他の人よりも長けているが、それを表現する事ができない特徴がある事もわかっています。 頑張って一生懸命行おうとするが、結果的にミスがあったらりする状況です。

これらのことから、ふられた仕事に対して、十分な理解ができるが、それから行動しても結果がうまく行かない場合、仕事から見放されると認識してしまい、基本となる特徴のアスペルガーなどが現れてイライラや自傷行為に繋がると言う分析でした。

この事を聞いて非常に納得しました。自分自身では絶対にこの分析ができないし、第二者の妻や親から言われたとしてもそれを受け入れる事はできないでしょう。第三者であり、専門家の話だから素直に受入られたんだと思います。

これがカウンセリングの力なんだと理解しました。 人それぞれ受入方が違うので、言葉で説明されただけでは理解ができない人もいるかもしれません。ただ、私の場合は言葉で説明される事で頭の中で素直に自分を整理する事ができました。

自分の心理を深掘る作業

このあと、カウンセリングはアンケートは行わず会話が中心になりました。自分の中の自分と残っている記憶を思い出したりして、自分を見つめ直す作業の様な感じです。

現状の行為に対しての大きな流れは理解できましたが、しかし、仕事に依存する事自体の回答にはなっていない事に気付きます。なぜ自分の中で仕事に依存してしまうのかをこの後のセッションで追求していく事になります。