占領期をなんとなく読み終えた。しかし、あまりよく理解できなかったのが正直な感想である。敗戦二日後から誕生した東久邇内閣から2回目の吉田内閣まで5人の首相と6代の内閣の話をまとめた内容だった。
各首相の生い立ちから内閣発足までの細かい話と、内閣発足後の活躍をまとめている。生い立ちのところが細かいため、その首相が何を考え、さらに、どの点を就任後重点を置いて政治に取り組んだかがよくわかる。
しかし、細かい点に流れてしまうので、どうしても大きな流れが見えにくくなってしまっている。その点が全体を理解できない理由なのかもしれない。
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