塩田明彦の『映画術』を読んで

塩田明彦監督の『映画術』が面白すぎる。映画美術学校アクターズ・コースの共通講義として行われた「映画表現論・演技と演出」の内容を本にしたものだ。塩田監督が持っている演出、演技に関する考えを実際の影響を受けたシーンなどをもとに構成されている。ただ、紹介されている映画が結構マニアックなので、ここでは、本…