先日実家に帰ったら、近隣トラブルで住民が困っていると父親から聞いた。何でも5年も前から続いているらしい。具体的には、住民でもない自称所有者がその土地を「私有地」だと言って交通を塞いでいるとのこと。早速現場を見てみた。
場所は神奈川県秦野市某所で、前回遺跡が発見されてブログにも書かせていただいた付近である。
noriyasu-katano.hatenablog.com
何が起きているんでしょう
この画像の赤い部分が今回問題になっている場所なんですが、この場所は車が1台やっと通れる道で、奥に1件老夫婦が住んでいるらしい。距離にして20メートル程度で入り口には地面にスプレーで「私有地」と書かれている。
この場所は市の土地で、その土地に違法で自分の車を留めて通行妨害をしており、さらに、どこから持ってきたのかトゲがついている枝などを置いているそうです。毎回近隣住民が苦情を市役所に出して、市役所の人が撤去しているとのこと。 たまたま撮影の時は来ていませんでしたが、後から車を留めに来たらしい。
しかも、この道の奥には老夫婦が住んでおり車の出入りができない状況。
さらなる問題
問題はこの交通妨害だけではなく、この地域の開発にも大きな影響を与えている。 次の写真はこの道につながっている太い道の様子。 赤く囲った部分が該当の道。この様に太い道にはみ出した形になっていて、この敷地全体を自分の私有地だと主張しているらしい。次の写真は反対からみたもの。
太い道を部分的に細くしてしまっている。この土地の周囲には市が開発のために杭を埋めいるが、その杭にもも「うつな」と赤いスプレーで書かれてしまっている。
目的が見えない嫌がらせ?
嫌がらせを行っている当人は東京在住の人らしく、さらに今回の件で市が起こした裁判にも出頭せず、毎日遠くからここに車を留めるだけにおとづれているらしい。どうも、この奥に住んでいる方と遠い親戚関係にある様でその恨みなのかとも思うが、奥に住んでいる人曰く心当たりがないらしい。
結局被害が違法駐車でしかないため、警察に言っても車を撤去する程度でそれ以上のことはできない。民事訴訟はだいたいその様なものだ。お互い素直に土俵に上がる事を前提にした日本の民法は片方が無視し続ければ手立てがない。
第三者としてはいい迷惑だ。この土地を高く買ってもらうなどの目的があれば早々にその交渉に入るべきで、その交渉すらしないとなると、この車を留めて私有地だと叫ぶ行為自体が目的になってしまっているとしか言いようがない。
多分当人としてはそれを生き甲斐に感じているんだろう。多くの近隣トラブルの根元はその当人に解決する意欲は全くなく、嫌がらせを行う事で満たされる何かに取り憑かれているとしか考えられない。その場合カウンセリングか心療内科をオススメする様にした方が解決につながる。