Noriyasu_Katano's blog

脳科学や量子力学、政治や戦争に関して、日々の感じた雑感を書いていきます。

2020年4月以降の動きを個人的に考えてみた

Hippeastrum hybridum 'Beauty Bogotá' (rare) at home.

多分、数日後に東京都がロックダウンを発令するだろう。なぜなら、現都知事として発令するのに絶好のタイミングだと言えるから。

どんな意味にで絶好なのか。小池知事の任期も近くなり、支持率も傾いてきた。自民党は当初小池知事とは中が悪かったが、最近になって自分たちの支持率自体落ち込んでいるので、小池さんに近づいてきた。 さらに、オリンピックが延期となり、もう恐れるものがなくなった。

ロックダウンは日本として初めての試みで誰も発令したことがない。とてつもなくインパクトがあることだから、発令すれば確実に歴史に名前が残る。そして、都民からしても「やったよ、小池」と印象付けることができる。この場合の「やったよ」は悪い意味と良い意味の両方を兼ね備えている。

そして、発令して悪いことが起きるリスクが非常に少ない。もし、オリンピックが延期決定前に発令した場合、発令後結局感染者の人数が多くなってオリンピックができないとなれば、「ロックダウン発令しておいて、オリンピックもなしか」となる。となれば、確実に「あのロックダウンは何だったの?」になってしまう。

まず、そのリスクはこの時点でなくなっている。では、ロックダウン後に感染者が多くなった場合でも、「ロックダウンをやっていなければもっと増えていた」と言える。 つまり、今の時期はロックダウンを行って、政治的な威厳を見せつけられる一番良い時期と言える。

そして、それに便乗したいのが安倍政権。小池知事を指示して、自民党の協力のもと成功したという図式を作りたい、作れる時期と言える。

少なくても、この時点で全く都民や国民のことなど微塵も考えていなのが本筋である。 そう、現政権にとって国民のことなど何も考えていない。安倍取り巻きとしてもこの政権はできるだけ長く維持したいのが本音だろう。

ロックダウンの次を考える

ロックダウンが発令することがすでに見えているとしたら、次に考えるのは、ロックダウン中と、ロックダウン明けだろう。ロックダウンの時期は多分1ヶ月程度。この期間に重要なのは医療機関の底上げだろう。 感染者の受け入れ態勢を充実することだろう。

もし、ロックダウン明けても結局「医療崩壊する」などの声が上がった時点でロックダウンは失敗と言える。多分ロックダウン中も多くの患者が出る。しかし、ロックダウン中だから、感染者の中でも軽・中度の患者は家で待機するしかなくなる。 ロックダウン後に一気に医療機関に駆け寄ることになるため、ロックダウン中に医療機関の充実を測っておかなければいけない。 私たちが評価できるのはこのロックダウン中の政府や役人の動きだ。

そして、ロックダウン明けも結局は患者も増えることになるだろう。 多くの人は「ロックダウン明け=コロナ終わった」と勘違いする。これは人間の性というか動物の性とも言える。 そうすると、みんないろんなところに出かけることになるが、実際コロナは全く終息しておらず、ロックダウン前と変わらない状況になる。 多分、ダラダラとロックダウン明けを迎えることになるだろう。

ロックダウン後に考えること

ロックダウン後に考えなくてはいけないのは、このコロナとの付き合い方である。治療薬、予防薬が出来上がるまでに1年以上かかり、それが復旧するのにさらに1年。 その後は毎年インフルエンザと同じように予防を受ける時期が定められ、予防していかなくてはいけなくなる。

ロックダウン直後は、いかにロックダウン前の予防生活を維持できかが肝心になってくる。

結局経済の立て直しも当分先になるだろう。

私たちは、本当に今の政権や与党にこのまま体制を維持させる必要があるのかよく考えた方がよい。 まぁ、とことんまで日本をダメにするというのも一つの手だと思うが。