Netflix にどっぷりはまっている。完全にテレビを見る時間がない、と言うか全く見るものがない。その中で紹介したいのがNetflixの『ブラック・ミラー』と言う作品。
1話で完結しているんで、海外ドラマにハマりたくないと言う方にもおすすめです。
ブラック・ミラーは「ブラック」が付いているだけあって、かなり酷い話です。
近未来の『笑ゥせぇるすまん』
ブラック・ミラーは単純なブラックユーモアがあるドラマでない事、このドラマの舞台になっているのはどの話も全て近未来の話である。しかも数年後世界。多分、10年以内には実現しそうな世界の話だから面白い。
第一話目『宇宙船カリスター号』はIT企業のCTOの話。彼が開発したのはこめかみにセットする小さな受信機。これをつけると脳内に自分の想像した世界をインプットして、その世界で暮らせると言うもの。多分通常の場合は全てプログラミングされた世界だと思うが、このCTOの場合は自分で開発したのでなんでもできる。人のDNA情報からデジタル上の世界に人をコピーできるようになってしまう。
ドラマでは「デジタル・クローン」と言う名称で呼ばれており、彼らもデジタルの世界で個別の意識を持つ事ができる設定になっている。通常の考えだと、このCTOが作り出した世界なので、読み込まれた彼らも全て感受性などは破棄されているが、DNAから採取していることから意識が生まれていることになっている。
最後にはブラックユーモア溢れる終結を迎える。
見終えた時には若干鬱になるドラマだ。
よくある未来の話ではない現実的な未来
Microsoft: Productivity Future Vision
ちょっと前に話題になったMicrosoftの近未来を描いたコンセプトフィルム。ブラックミラーの考えはこのコンセプトフィルムをより現実的に、さらにエンターテイメントとしても面白く作っている。
どの作品にも今からでも考えられる機能と実現性を持った道具が表現され、それを中心としたストーリーが展開される。