今週のお題「2017年にやりたいこと」
特に大した話題ではないですが、2017年が明けたので、今年の自分のテーマというか考えて行きたい事を年の初めにまとめて置きたいと思う。その都度何か思いついた時にブログを更新していたので、あまり続かなかった点がある。来年はどこまで続くかわからないけど、こまめに更新をして自分の考えを定期的にまとめていこうと感じている。
脳科学関係
「脳科学」系の話は昔からのテーマなので引き続き自分なりに探って行きたいと思っている。年明け早々だが、すでに布施先生と養老先生の対談のセミナーを予約した。
公開対話シリーズ「ヨコハマラウンド」 ラウンド1<0と1の間にあるアート>
多分、この二人のことなのでアートと言っているがそれほどアートに関係ない話になるだろうと思いつつ、久しぶりに養老節を聞きに行きたいと思う。
脳科学の話も範囲が広く、個人的に特に注目したいのが「脳腸問題」である。腸が脳に与える影響がだんだんと解明されており、非常に興味深い。僕自身もいわゆるお腹が弱い人で、緊張したりするとお腹がゆるくなる。
余談だが、感受性とアレルギーも関係が深いのではと思っている。これも個人的な体験が元だが、ひどい花粉症など鼻炎系アレルギーの持ち主の方は周りの変化などに非常に敏感でとても感受性が高い人が多いのではと思っている。この辺りも何か機会があれば探ってみたい。
意識と量子力学
これも数年前から気になっている分野で、ペンローズを知った時からハマっている。最近思うのは意識が幻想であることを強く感じる。一見自分たちの行動は自分たちの崇高な意識から動かされているように思うかもしれないが、全くそんなことはなく、多分、環境に対する反射でしか内容な気がする。
その「意識」自体の本質と量子力学を紐づけて色々と考えて行きたい。この分野はいかがわしい人間が非常に多くとても残念に思っている。どうしても自己啓発系の輩がこのグレーでとても分かりにくい分野のネタを一般的なシニアに押し付けようとしている傾向が強い。なんでもかんでも「量子力学」に紐付ける。と書いている時点で自分もその一部なのかもしれない。
ただ、自分自身もう少し量子力学の基礎を勉強しながら考えて行きたい。
GHQと電通が戦後の日本人に何をしたのか
以前のブログでも書いたと思いますが、戦後75年たって日本人は非常に弱くなったという意見がある。これはあながち間違っていない気がしている。社会を見てもどうしても日本人は面白い方や簡単な方に考えが流され勝ちである。
noriyasu-katano.hatenablog.com
これは、一般論だが海外と比べると大きな差を感じる。例えば今度日本でもローンチされるビジネスインサイダーという社会派のWebメディアがある。
このメディアはもともとアメリカから発信されていたのを今度日本語版が出る事になっている。アメリカでは20代後半から30代がメインのターゲットらしいが、この内容を日本で行うとすると年齢層が合わない。多分、アメリカ版の内容だと日本の20代は関心を向けないだろうと考えている。
こちらが、アメリカ版。
というように、日本の精神年齢は日増しに下がっているのではと感じる。自分もその一人なのだが。この現象ってどうしてなのか、今回あげた中で一番興味深いところである。戦前の日本人はとても血気盛んだった、2.26事件を起こしたのも日本の青年将校であり、幕末の獅子たちも20代そこそこ。
戦後から日本の文化は大きく弱体化してきたと思う。その原因は一体なんなのか、最近ノーム・チョムスキーの本を読んで感じるのはなんらかの戦略があり、日本をそのように変えられたのではという疑念が湧いてきている。もちろん、時代的背景やさらに日本人のもともとの農耕精神によって、本来日本人とはそういう人種だったのかもしれない。
ただ、反面、日本の地図上の場所はアメリカやロシアにとって非常に重要な拠点であることも事実だと思う。いろんな要因があるので、自分なりに調べて行きたいと感じている。
そして、その大きなポイントになっているのが、戦後の日本だったと思う。占領された日本や日本人にどのようなことがあって思考が変わってきたのかいろんな面で探っていきたい。