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Noriyasu_Katano's blog

脳科学や量子力学、政治や戦争に関して、日々の感じた雑感を書いていきます。

WELQのやった事

くらし Web ネットワーク デザイン

magazin

最近、色々話題になっているWELQ問題ですが、ちょっと思う事を書いて行こうと思います。

そもそもどんな問題なのか

結局人の記事をパクって、内容が正しいのか、正しくないのかもわからず、記事にして公開してしまった。それを大量に一気にやってしまったのが大きな問題。それが、まだあまり生命に関わらない内容だったら、ここまで大きな問題にはならなかったのかもしれないけど、医療関係の内容だから大変な問題になってしまった。

ただ、逆に公開から一年でここまで注目を浴びるWebメディアになったのはすごいと思う。何が凄いのかというと、Webメディアはそもそも広大なネットの中で立ち上げて半年もいかない間に利用者数600万まで増えた。

www.netratings.co.jp

 これって、あまり考えられなくて、異常な勢いの増加率になっている。

運用体制とSEOへの最適化

どうして、ここまで伸ばせる事ができたのか。多分、1日に8000文字の記事が100本も公開されていたらしい。多分、ブログを書いている人だとわかると思うけど、書く前の準備から、書き始めて、2000文字程度書くのに余裕で1時間以上はかかる。

www.buzzfeed.com

そうなると、1人でやっても1日8本行けばいい方。この量産体制を実現できたのはものすごい事だと思う。

その他に徹底したSEO対策が取られていたのもよくわかる。このまとめいろんな意味でよくまとまっているが、結局SEOに長けた人材を起用して、完璧にgoogleのトップに乗る様に設計されている。

matome.naver.jp

内容はどうであれ、結局google先生も所詮は機械。アルゴリズム的に正しければ品質どうこうではなく、ちゃんと結果が出る。この2点に今回の件はは参考にしてもよい様な気がする。ただ、やはりやったことはよろしくなく、googleのモットーでもある"Don't be evil"(悪にんるな)からすると、この事態は改善すべき点だと思う。しかし、今回の様な内容の妥当性を判断するのは難しいのかもしれない。

マスコミが取り上げない

また、今回の件は、一般的なWebメディアのイメージにも大きな影響が出るのではと思っている。つまり、「Webメディア=嘘」という様なイメージがつくのは避けられない様な気がする。WELQ自体は正確にはキュレーションメディアなので、純粋なWebメディアとも違うけれど、一般ユーザーからするとそれほど大きな違いにはなっていないだろう。

しかし、幸いにもテレビとかでは今回の件はあまり報じられていない様に感じる。Webを憎んでいるテレビとしては格好の餌食だと思うが、私が見てるNEWS番組では報じていない。逆に私はどんどん報じてくれることを望んでいたのだが、期待外れな結果だ。

イメージが悪くなること自体はよろしくないが、Webメディアという存在自体知らない人にとってある意味宣伝になるのではと思った。しかし、報じていないところを見ると、関心がないのか、関心を向けさせない様にしているのかもしれない。

ある一面

しかし、Takayuki Fukatsu さんも呟いていましたが、今回の件はWebメディアとして戦略的には正しいと思う。

 Webとして、SEOをちゃんっと考えてgoogleの上位を狙うのは当然だと思うし、其の方法と体制を整えられたのは企業努力だと思う。やってる内容がまずかっただけ。そして、ネット自体コピペ文化が横行してオリジナルの価値が非常に薄くなっていっているのは事実だと思う。さらに、人づての情報が満載しており、ただしさも歪んできている。前回の記事で断片的な情報の話を取り上げたが、まさに人の思考の断片の塊がネットなんだと思う。

noriyasu-katano.hatenablog.com

ユーザーはそれをちゃんと理解して、ちゃんと自分で調べて、判断していく姿勢は忘れてはいけないと思う。マスに流されているだけでは本当の自分にとっての正しさすら築けないだろう。

メディア・コントロール―正義なき民主主義と国際社会 (集英社新書)

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