久々に使えないサイト(サービス)に触れてしまった。MUFGのVisaカードの認証フォームだ。正直使えないサイトだ。
事の発端
あるイベントのチケットを予約しようと思い、クレジットカード情報を入力した。イベント自体は青山ブックセンターで行われる「第4回AI美芸研 石黒浩、布施英利、中ザワヒデキ「アンドロイド芸術解剖学」 | 青山ブックセンター」だ。大変興味深く、今までの講義を逃しているので是非これは行きたいと思って応募しようと思った。
青山ブックセンター自体のフォームは問題なく入力できたのだが、最後の最後で非常に悔しい想いをしている。と言っても青山ブックセンターのサイトにも色々と疑問がある。そもそもイベントのチケット発行で独自のインターフェイスを使う時点でなんとも柔軟性にかける感じがする。
イベントサービスは非常に充実していてPeatixやEventRegistなど色々とサービスが出ている。しかし、青山ブックセンターの場合は独自のフォームを開発しているようだ。なんともその辺りが頭が硬い感じがする。
今の時代、シェアの高いものに巻かれる方が得策な気がしてしょうがない。ちなみに青山ブックセンターの場合はGEOtrast社によって証明されているようだ。
2段階フォーム?
100歩譲って青山ブックセンターのフォームはそれほど悪くなかった。できれば既存の特化したサービスと連携する方が望ましいが、それは置いといて、会員登録などはスムーズに記入できた、1点を除いて。
クレジット情報を入力し、確認を押したら、クレジットの認証のためだろうと思うが、ビジュアルのMUFGのVisaカードの認証のページに遷移した。このサービスが使えない。私の持っているカードは小田急のカードでWebサービスは今まで会員になっていないと記憶しているが、ここにきてWeb会員の認証を求めてきている。
この時点で既に面倒だが、初期登録を行うことを考えた。これが大きな間違いだ。Visaのサービス自体は広くどこのどのサービスで新規登録を行っていいのか全くわからない。ヘルプページ(記事ビジュアル)に行っても何も書いていない。本家のページにも全くこの認証のことは何も触れていない。三菱のクレジットカードのサイトに行ってもよくわからない。
既に、22時を過ぎている時点で電話をかけることもできない。今の世の中、こんな企業間のWeb上での使い勝手の悪さは非常にストレスになる。
結局、明日の昼間に電話をかける必要が発生した。
ユーザーの感覚が変わり始めている
多分、企業側からしたら日常茶飯事のことで、今更他企業と連携してWebの連携なども考えてないのかもしれない。さらにムカつくのが三菱とかになると、別に顧客に媚を売らなくても稼げるから、こんな些細なネットワークの片隅で起きているユーザーの気持ちなど考えもしなくても良いのだろうと被害妄想が膨らむ。
Amazonや先にあげたイベントのサービスなどを頻繁に使っている側としては、こんな連携の悪いサービス自体は嫌気がさし、むしろネットの発展の妨げの原因になると思わざるおえない。そのため、今回は名指しで書いている。
さらに、ブックセンター側もおかしな話で、支払い方法の選択がクレジットしか選べなかったのもストレスの原因となった。
確かに、企業間でこういう細かい話を詰めるのは非常に大変なこと、であれば、単純に既存のサービスに乗っかれば良いだけのことではないだろうか?
最近つくづく感じるのがこの企業の小さいプライドのようなもの。大半が担当者のこだわりでしかない。「うちの企業は独自じゃないと、他者との差別化ができない」というような考えが、どんだけユーザーを離脱させ、さらに、自分たちの首を占めていることかよくよく理解した方が良い。
このイベントは是非参加したいので、多分、明日、電話をして予約をしようと思うが、、、今の時代で電話というのも非常に荷が思い。
この辺の価値観に企業としてのイケテナイ側面を垣間みる。