多次元は身近に存在していると思います。映画『インターステラー』でも主人公が5次元に迷い込み娘の部屋に現れるシーンがあります。量子の世界では時間や空間が現代の古典物理学の世界では考えられない現象が起きています。
例えばトンネル現象や過去や未来を行き来する現象など、私たちが普段目にしたり感じたりする世界とは全く違う事が起きています。この量子の世界が積み重なった状態が私たちの世界だとすると、結果的にその現象が私たちに感じられないだけであり、その現象自体は存在することになるんだと思います。
目は可視光線を感知しているだけ
可視光線というのは、目の器官が感知できる電子の波だと言えます。赤から紫までの電子波長を感じられるだけであり、それがモノとして捉えられているだけです。しかし、この電子の波長には私たちが感じることのできなものがもっとあります。赤い可視光線の外側に赤外線があり、紫の外側には紫外線があります。
蛇の一種には赤外線を感じる器官があります。この様に私たちの認識できないところで、感じている何かがあってもおかしくない様な気がします。つまり、この宇宙自体が多次元の構造になっていて(すでに11次元とも言われている)私たちが感じられる次元がそのうちの3次元だけであったとしたら、まさに可視光線と同じ様に実話この世界に多くある電子の波長の一部しか目に捉えられていないとしたら、何か別の器官で感じているのかもしれないと思うことがあります。
匂いや、音、触覚
人にとって重要な要素としての視覚は、容易に多くの情報を受けることができます。その意識への影響力は他の器官とは比べものになりません。たぶん、テレビやインターネットの発展がない前の時よりも今の時代のほうが視覚から入った情報を信用する傾向が大きくなっていると思います。つまり、目に映ったものをそのまま信じてしまったり、逆に、目に映らないものを信じない傾向が強くなっていると思います。
先述したように、視覚の情報は少ない可視光線の中だけで構成されている情報だと言えます。つまり、目に入ってきている情報が非常に希薄な情報だといえると思います。
もし、多次元の情報を感じるとしたら、単純に目に映るのかと思います。もしかしたら、匂いや音、触覚などのがすでに多次元の空間とつながっているのかもと思います。