Noriyasu_Katano's blog

脳科学や量子力学、政治や戦争に関して、日々の感じた雑感を書いていきます。

見直しをしましょう。その2-『デザインのデザイン』<その4>

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photo by hownowdesign

前回に引き続き、「リ・デザイン展」に関しての内容です。

 

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面出薫氏のマッチ棒

面出薫氏は東京国際フォーラムなどの照明を手がけたライティング・デザイナーです。

氏の作りだした原研哉氏への答えは、小枝にマッチの発火剤をつけた物です。

葉として一度仕事して落ちた小枝に、もう一度仕事してもらおうという発想らしいです。 小枝自体が一つの完成したデザインとマッチというデザインに再度デザインしなおされたに思うます。

津村耕佑氏とおつむ

「ファイナルボール」というブランドを持つ津村氏にだされた課題はオムツです。
オムツといっても生後数ヶ月の育児につけるものではなく、高年齢者に対してのオムツです。 体の衰えは、原研哉やそのほかのデザイナーにも同じように訪れます。

老体となってまた幼児期につけられていたオムツを使うのは誰にでも抵抗があると思います。しかも似たようなデザインでは尚更です。そんな問題を津村はトランクス型のオムツを提案しました。

もちろん吸収性がトランクスになったからといって問題が落ちる訳ではないです。
また、氏はオムツのもともとの考えである、体液の吸収という発想を体全体に展開しました。上半身の下着もデザインしたのです。Tシャツやランニング、ショーツのようなものです。

深澤直人氏のティーバック

紅茶を飲む時に必ずと言って良いほど私達はティーバックを上下にゆすります。紅茶を早く濾すためです。深澤直人はそのティーバックを人方にデザインしました。

これで、気づかないうちに使っている人は操り人形師になります。これがアフォーダンスといわれる現象です。 深澤直人氏はこのアフォーダンスの達人です。

アフォーダンスとは、そのモノ自体が、その形状から使い手に使い方をアフォードさせることをいいます。例えば傘を差したとき傘の柄に手提げ袋などをかけることがあります。傘の柄はもともとその使い道で使かうためにデザインされていません。しかし、使い手はこの傘の柄の形状から、手提げなどを掛けられることが発想されやすいために、この使い方を発想します。

つまり、傘の柄が紙袋などを掛ける様にアフォードしているといえます。 もう一つの深澤のティーバックには、持ち手に紅茶色のリングがついているだけのティーバックもあります。このリングは紅茶の飲み頃の色と同じ色です。使い手は数回使っているとこの色がちょうどおいしい色だと気付かされます。氏のプロダクトデザインはそんなアイディアでいっぱいです。

「リ・デザイン」には実際に足を運んでいないのですが、このいくつかの作品を読み私はデザインすること、それはとても哲学的な思考の塊であることを気づかされました。  見直しをしましょう。

デザインのデザイン

デザインのデザイン

 

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