Noriyasu_Katano's blog

脳科学や量子力学、政治や戦争に関して、日々の感じた雑感を書いていきます。

原研哉との出会い

Exhibition of WASARA at MATSUYA GINZA

原研哉は日本デザインセンター・原デザイン研究所の代表者です。

私たちが目にする多くのデザインを手がけています。有名なところで「無印良品」や「銀座MATSUYA」などがあります。あまり他人の考えを受け入れなかった私が彼に興味を持ったのは、友人の進めからでした。

朝日広告賞にその友人と共同で応募しました。残念ながらどの賞にも手が届きませんでした。この機会に私はグラフィックデザインを考え直すとても良い機会になりました。友人はコピーライターの学校に夜遅く通い、最前線の刺激を受けてきます。それに私は刺激され原研哉を知ることになりました。

そこで私は彼の著書「デザインのデザイン」を読んでみました。原研哉のデザインに対しての考えはとても幅広く、共感できます。彼のデザインは哲学に近い物を感じました。常にデザインのことを考え、彼の探求はデザインの分野を超え、認知科学や情報処理科学にまで至っています。

私は彼の考えに非常に共感し、私のデザインの中に一つの考え方を持つことができました。 それは、このサイトのタイトルにもなっているのですが、共通感覚という感覚です。 例えば、以前から思っていたのですが、矢沢永吉のステッカーを愛車のワゴンに貼っている人を時々見かけます。私にはこの感覚(センス)が全くないのですがたぶん、この感覚をもった人とそれぞれが持っている同じ部分の話で共感できることがると思います。 一見、全く違う感覚を持っていても、その感覚を他の切り口から見れば理解できるという事があると思います。この時、私は私と全く違う感覚を持った人と共通感覚が生まれます。

これが私の求めるデザインの一つの形だと思います。作り手が幅広い感覚を持つ事で、全く商品に興味がない受けて(消費者)に対して友好的な表現が可能になるのではないかと思います。 人がどのようにデザインや物事を認知して、意識し、どのように受けた情報を処理しているのかに非常に興味を持つきっかけになりました。

デザインのデザイン

デザインのデザイン

 

 

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