脳科学
photo by Pan.101 人は誰でも「死んだらどうなるんだろう」って一度は考えると思います。この本は死ぬ瞬間を沢山見たようなものだと思います。 かなり信憑性がある話を選りすぐっています。なぜなら被験者の方が医者や科学者といった、日常を物理的に把握し…
photo by ul_Marga 「バカの壁」の著者として有名な養老孟司氏のもう一つ有名な著書です。私の勝手なこの本の解釈ですが、脳も一つの臓器としてとらえ、思考とはその臓器の運動と述べていると思います。つまり、胃が胃液を出すように、脳にとっての胃液が思…
photo by EuroMagic プッシュー。これもまったくわけわかりません。 頭の良い人たちが脳のことを話し合っていました。 「唯脳論」で有名な養老孟司さん。彼が彼の好きな人たち(?)を集めて話し合おうってことで開いたシンポジウムをまとめたものです。
photo by Len Radin はっきりいってよくわかりませんでした。 要するに意識する前の認識はどのようなシステムが働いているのか、そして、そのシステムの一部がクオリアって事になるんだと思うんです。 たぶん世界でコレをうまく表現できる、理解している人っ…
photo by jetheriot 前回のおさらい風に書き出されている『脳のなかの幽霊、ふたたび 見えてきた心のしくみ』は前回の内容がまとめられていて非常にわかり易いです。その中で前回触れていないと思われるトピックスがあったので記述しておきたいと思います。 …
photo by Dusty J 『レイアウトの法則』を読んでいます。 この本を読んでいて幼い自分が描いていた画家への妄想はとても浅はかな物だと気づかされました。 本の内容はジェームス・J・ギブソンにより生み出され生態学の立場から知覚を解説している物です。 ま…
「団子三兄弟」、「バザールdeゴザール」などを手がけたプロデゥーサー佐藤雅彦。現在は慶応義塾大学の講師をしている。 彼を知る初めてのきっかけは「コイケアスコーン」である。同じフレーズを繰り返し使用し、リズミカルにインパクトを混ぜて行く。彼の表…
photo by Durango Tig 『メタ認知』とは、聞き慣れない言葉です。 しかし、茂木氏の脳内現象を語る上で欠かせないキーワードになています。メタ認知とは自己の中に生まれたクオリアを再認識するクオリアであると解釈しました。 前回、ペンギンが海に飛び込も…
photo by wili_hybrid 生物の進化に必要だったのは「報酬」だそうです。 本の中ではペンギンを題材にこの内容を説明しているます。ペンギンが餌をとるために海をながめながら飛び込もうか、飛び込むまいか悩んでいる光景は、TV等でみたことがあると思います。…
photo by Tambako the Jaguar 人がある物を認識する時には2種類のクオリアが生まれるそうです。感覚的に認知されるクオリアと、自らが生み出す志向的クオリアです。 感覚的クオリアは単純です。外界から入ってくる情報を感覚器官が受け取ったものです。 そし…
photo by Denis Collette...!!! 情報のコーディングは外界の刺激が後頭葉にあるV1野に入りその中のオブジェクトに対しての細胞が活動します。活動した細胞はネットワークを通じで一つのモデルに作り上げられるそうです。この一連の脳内活動が現代の脳科学の…
photo by P Shanks 認識は意識する前の段階から始まっているそうです。 認識しているが言語化、記憶に残らないものがあります。これらを「アウェアネス」と呼びます。このアウェアネスの中で多彩なクオリアが同時に感じられるという意識の側面を「現象学的意…
photo by Philippe Boukobza 人間の想像力はすごいと思います。想像妊娠という症状があります。赤ちゃんが宿っているかのように思ってしまい、体型も変ってしまうそうです。 想像妊娠と思われる女性の例 本の中での症例は一人の女性の話です。女性は妊娠九ヶ…
photo by planetc1 なぜ、人は笑うのでしょう。 そのメカニズムを本の中では、緊張感と開放にあると言っています。状況が進むにつれて緊張感が増していく、状況が深刻になると人の辺縁系は次の変化に備えようとします。そして、その状況がある状態の発見によ…
photo by ell brown 「純金に金箔をはり、百合の花に絵の具を塗り、スミレに香水をかけ、氷をなめらかにし、虹にもう一つの色をつけ加える…は無駄で、ばからしい、余分なことでありましょう。」 シェイクスピアの一文です。シェイクスピアは現代に残る有名な…
photo by 7H3M4R713N フロイトの心理学の中でエディプス・コンプレックスとエレクトラ・コンプレックスという症状があります。これらは息子や娘が自分の両親に対してもつ性的感情を表しています。 エディプ・コンプレックスは息子が母親に対して性的感情をも…
photo by Iliyan Yankov この本を読んでいると自分の脳へのイメージが180度変わったことに気付きます。 今まで信じられるのは自分の感覚、思考のみと思っていました。しかし、この本を読んでいるとそのすべてが崩れていきます。自分の存在を肯定するのは結局…
photo by HausVonElliøt © 本の中で『疾病失認症』という症状を紹介しています。 この症状は脳卒中の患者に多く見られるそうで、自分が脳卒中で倒れた事、そのために入院したことも十分理解しているのですが、それによって半身が麻痺している事を認識しない…
photo by Mikleman 人がどのように視覚を利用しているかをまとめてみました。 物を見る現象を知る上で、間違いそうなのが、見たものをそのまま脳内に映し出しているという考え方です。 例えば、まず、物体の倒立像が眼球内に映し出されます。明暗の像が網膜…
photo by Neil Krug 本の中で面白い実験が紹介されていました。 被験者の一方の手でおもちゃの手を不定期にたたきます。もう一方の手を被験者の視界範囲外のところで、不定期にたたかれるタイミングでたたきます。 そのうち被験者はたたいているおもちゃの手…
photo by Liz Henry 先日「脳の中の幽霊」を購入し、夢中になって読み進めています。 現時点で感じたことがあるので書き留めておきたいと思います。 まず、幻肢の発生原因が、脳の知覚領域への侵入によるものと、本来の知覚領域の見直しにあると述べています…