Noriyasu_Katano's blog

脳科学や量子力学、政治や戦争に関して、日々の感じた雑感を書いていきます。

教育

課題が提供される世の中

前回の投稿で安宅氏の話を出しました。そのセッションでも語られていたのですが、日本人学生がプリントがある前提で問題を解いているというような話がありました。 つまり、学校の先生がプリントを用意して、その問題に答えていく方式です。日本の初等教育で…

引き続き『Media × Tech 2017』の話

前回の続きで、『Media × Tech 2017』のトークセッション『AIが変えるメディア』を題材に描きたいと思う。こちらは佐藤理史氏(名古屋大学大学院工学研究科情報システム専攻教授 )と安宅和人氏(ヤフー株式会社 チーフストラテジストオフィサー)、モデレー…

日本人の根底にあるものってなんだっけ?

去年の暮れから気になっていたのが、日本人が政治に興味がなくなり、表層的な関心ごとに吐出している点だ。しかし、戦前までの日本人の国民性はそこまで政治などに無関心だったのだろうか。選挙の時などメディアは選挙特番を組んで放送しているが、実際投票…

算数問題『3.9+5.1=9.0』だけじゃない、最近のローマ字の考え方にも疑問!?

Instagram 子供が冬休みに入り、手作りの国語と算数ドリルを宿題として持ってきた。国語は感じ練習とローマ字だ。そのローマ字を教えている時にちょっと驚いた事があったので書き留めておきたい。

芸術を単純な心情表現として教えられる悲しさ

高校時代に美大を目指すため、美術系の予備校に通った。デッサンに夢中になったけど、結局学力の方が及ばず、断念。専門学校に通いCG(コンピューターグラフィック)を勉強したが、今に生きているのはWebの技術だ。 そんな、美術系男子だったので、高校時代…

ノーム・チョムスキーの『メディア・コントロール』を読んで

以前、アメリカに憧れて1年半くらい住んでいた。あの頃はただただアメリカ文化への憧れでしかなかった。すでに10年以上前のこと、ちょうど9.11が起きた直後にアメリカに渡った。それから、10年以上がたちノーム・チョムスキーの『メディア・コントロール』を…

『この世界の片隅に』と『君の名は』

Instagram やっと見ることができました。子供たちと行こうと思ったのですが、戦争映画だから嫌だと断られてしまい、会社を休んで見に行きました。 年の終わりに『君の名は』と『この世界の片隅に』で、立て続けに良い日本アニメが放映され、日本のアニメは本…

子供向け『Scratch』の面白さを再発見

Instagram 子供向けプログラミング『Scratch』が面白い。以前から息子にはやらしていたのだが、所詮子供向けと侮っていた。 Scratchは子供向けに開発されたプログラミング言語。一般的なプログラミング言語の様に英数字の文字を書いていくのではなく、カラフ…

「言ってはいけない」が本当に言ってはいけないことだった件

Instagram 先日ブロゴスの記事を読んで感銘を受けました。 blogos.com この記事では、10月号の文芸春秋に掲載された橘氏の記事について書かれている。記事の内容は日本人がなんとなく思っているけど決して口にはしない事について書かれている。それは、経済…

深夜22時に帰宅する小学生たち

先日、早めに帰宅でき最寄りの駅に着いたのが22時くらいだった。1人の少年が向かいのホームでウロウロとしていた。「こんな時間に小学生が電車に乗るのか」と思いつつ彼の様子をうかがっていると、手には携帯を持っていた。親にでも連絡できそうだし、まだ、…

『ルビィーのぼうけん』を読んで

Instagram 話題の絵本を5歳になる下の娘のために買った。プログラミングの絵本ってどんなものなのかと思い購入してみた。フィンランドの作家リンダ・リウカスという女性が書いた絵本である。 発売時にネットで少し話題に上がったので、Amazonでポチり。届く…

小学3年生に回文数と素数を教えてみた

小学3年生になると、足し算、引き算はもちろん、掛け算と割り算も習っているいることになる。そこで、より算数(数学)に興味を持ってもらおうと、もう少し難しい問題を出してみた。 11×11, 111×111 など。さすがに、3桁の数になると大人の手助けが必要にな…

理由を考えない・教えない現代

photo by e-magic 最近テレビとか見ていて、非常に腹立たしくなります。特に朝のワイドショウぽいニュース番組とかも。制作している人間や、原稿を読まされているアナウンサーとかもよく我慢できるなと思います。

子供に数字で分からせると効果的かも

小学校2年の息子は字が汚かった。テストでは、字が汚いから減点されていた。それを嘆いて奥さんは、1年前くらいから習字を習わせた。しかし、1年経っても字が上手くならない。テストでは相変わらず、脱字による罰をもらってくる。

Minecraftが面白すぎる

photo by Philip Roeland マインクラフトが面白く、全然ブログを更新していませんでした。1年前くらいから、息子がyoutubeでマイクラの実況にはまり、前々からマイクラがやりたいと訴えていたので、年の暮れにMac版を購入しました。 文化の形成を学べる 最…

サッカーのパパコーチをやってみてわかったこと

今日はここw 5月から息子のサッカーチームのコーチをしています。いわゆる「パパコーチ」というやつです。メインのコーチは大学生の方がやられています。 私は中学はバスケット部で、まったくサッカー経験がなく右も左もわからない状態です。息子が今のチー…

息子に『3つの鍵の扉』を読んであげる

photo by Theen ... 前回の『数の悪魔』に続いて、息子に『3つの鍵の扉: ニコの素粒子をめぐる冒険』を寝る前に読んであげている。仕事が忙しかったり、ゴールデンウィークなどでなかなか読み進めることができなかったですが、やっと終盤に入っています。 &l…

義務教育が信用できないわけ

最近つくづく義務教育が信用できないでいます。なぜ信用できないのか、一番感じるのが世の中にあった教育が全くされていない事です。30歳を過ぎて、子供ができ、幼稚園や小学校に子供が通うようになると、自分よりも若い世代の先生が担任になることがありま…

息子に『数の悪魔』を読んであげる

photo by Robert Scarth 昔から、読んであげたいと思っていたことを叶えることができました。『数の悪魔―算数・数学が楽しくなる12夜』を週末寝る前に読んであげた。数十分しか読み聞かせができないので、およそ、1月ちょっとかかりました。子供は、小学校…

面白い絵本を見つけました。おはなしめいろです。

Instagramこの前初めて知ったのですが、「おはなしめいろ」というジャンルの絵本があるようです。お話がめいろになっていて、お話を読んで間違った方を選ぶと別のお話になるようです。 早速、検索するといくつか古い絵本がひっかかりました。

チームラボの『アート展と、学ぶ!未来の遊園地』を見てきました

チームラボがお台場の日本未来科学館で行っている『アート展と、学ぶ!未来の遊園地』を観に行ってきました。 <a href="http://a-mp.jp/article/3961" data-mce-href="http://a-mp.jp/article/3961">【全作品一気見せ】明日(11/29)から始まる『チー…

6歳の息子に時計の読み方を教える<その2>

今日も、6歳の息子に時計の読み方を教えました。前回までは、「時」「分」を分からせることにチャレンジし、その後、「12」が来たら「00分」で、「6」が来たら「30分」だと教えました。本日はそれぞれの細かい数字が何分かを教えたいと思いました。 しかし…

6歳の息子に時計の読み方を教える<その1>

6歳の息子に時計の読み方を教えたいと思います。現状の息子の状況は、ベネッセさんのしまじろうで時計の課題が出ていますが、全く効果がない状態です。(ベネッセさんすみません)なんでか考えました。原因としては、時計そのもの自体がわかっていませんでし…

幼児脳教育

photo by Louish Pixel 『科学とオカルト』の中で紹介され、非常に興味をもったので購読してみました。 科学とオカルト (講談社学術文庫) 作者: 池田清彦 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2007/01/11 メディア: 文庫 クリック: 71回 この商品を含むブログ (…

数学ってすばらしい『博士の愛した数式/小川 洋子』

photo by karimiaz 是非、数学嫌いの女性に読んでほしい一冊です。 僕の前の彼女はほんと数学嫌いでした。計算をしているとすぐ眠くなってしまうくらいです。女性には数学嫌いの人が多いと思います。この本を読んでくれたらもっと数学が好きになってくれただ…

フィボナッチ指数についてー『天才数学者たちが挑んだ最大の難問』<その1>

photo by AJC1 「一つがいのウサギから始め、毎月各つがいが新しい一つがいを産み、そのつがいも産まれて二ヶ月後から新しいつがいを産むようになるとすれば、一年で何つがいのウサギが産まれるか」 1225年にフィボナッチ(1180~1250)が見つけた数列です。…